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NO-MA企画展「並行世界の歩き方 上土橋勇樹と戸谷誠」※こちらの企画展は終了しました

更新日:2023年08月15日

2023年7月29日(土)から9月18日(月・祝)まで、滋賀県近江八幡市にあるボーダレス・アートミュージアムNO-MAにて、企画展「並行世界の歩き方 上土橋勇樹と戸谷誠」を開催いたします。ぜひお越しください。

並行世界の歩き方展告知ポスター

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わたしたちのすぐそばには、もうひとつの別の世界がひそんでいるのかもしれない。上土橋と戸谷による表現はその可能性を期待させてくれます。
上土橋は実際には存在しない洋書の表紙、DVDジャケット、映画のエンドロールなどを制作しています。参考とするモチーフもないまま、「あたかもありそうな」というユニークな視点で作られるそれらは、独自の秩序に基づいて増殖していきます。戸谷もまた、自身のなかにあるイメージを追求するアーティストです。一貫して鮮やかな発色で描く戸谷は、その色合いに負けないくらいのシュールな世界観を展開し、途方もない年月をかけて複製や加筆修正を繰り返します。
ふたりによる表現は、並行世界=パラレル・ワールドが幾重にも存在していることを感じさせてくれるのではないでしょうか。彼らが永々と歩む世界の在りようをご覧ください。

開催期間
2023年7月29日(土)―9月18日(月・祝)
開催時間
11:00~17:00
会 場
会場:ボーダレス・アートミュージアムNO‐MA 滋賀県近江八幡市永原町上16(旧野間邸)
休館日
月曜日(祝祭日の場合は翌平日休館)
観覧料
一般300円(250円) 高大生250円(200円)※中学生以下無料、障害のある方と付添者1名無料 ※( )内は20名以上の団体料金
NO-MA交通案内
○バス/近江八幡駅から近江鉄道バス[長命寺行き]大杉町バス停下車徒歩8分 ○車/名神高速道路・竜王ICより[近江八幡・8号線]方面に出る。国道8号線[西横関]交差点を右折、[東川町]交差点を左折、県道2号線[小船木町]交差点を右折、[出町]交差点を左折、計25分 ※駐車場には限りがありますので満車の際は市営駐車場等をご利用ください。
お問い合せ
ボーダレス・アートミュージアムNO‐MA 〒523-0849 滋賀県近江八幡市永原町上16(旧野間邸) TEL/FAX:0748-36-5018 E-mail:no-ma@lake.ocn.ne.jp URL:https://www.no-ma.jp
上土橋勇樹 プロフィール
2001– 岐阜県生まれ、滋賀県在住。
3歳ごろから描き始め、様々なフォントに興味を持ち、小学1年生ごろからパソコンを使うようになる。2020 年からやまなみ工房に所属。同施設や自宅で、独自の法則に基づき、カリグラフィーや架空の本のカバー、DVDジャケット、エンドロールなど、多岐にわたる媒体による作品を制作。読解の困難さ、複雑さを体現するその作品には、同時代的な感性が見て取れ、近年注目が集まっている。また、自宅ではフォントのレイアウトや料理を作る過程などを撮影し、毎日ストイックにYouTubeで公開している。
戸谷誠 プロフィール
1944– 東京都生まれ、東京都在住。
20代のころから、女性像や錯視効果を取り入れた作品など、人物、月、風景といった諸要素が複雑に絡み合う作品を描く。どこかシニカルで、少しエロティックなその作品は、幸福感にあふれた楽しい印象も感じさせる。また、戸谷は自身の作品について、「どのような絵になるかは、描いてみないとわからない。」と語る。刹那的に現れる脳内イメージを描き留めることで多くの作品を生み出す一方で、何年もかけてそれらの複製や加筆修正を行い、ひたむきに絵と向き合い続けている。

主催:ボーダレス・アートミュージアムNO‐MA、社会福祉法人グロー(GLOW)~生きることが光になる~ 後援:滋賀県、滋賀県教育委員会、近江八幡市、近江八幡市教育委員会 協力:近江八幡観光物産協会、しみんふくし滋賀、マエダクリーニング仲屋店、やまなみ工房

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