地域共生課
地域ケアサービス推進事業および糸賀一雄研究・普及啓発活動
障害のある人の地域生活の推進を図り、 誰もが暮らしやすい地域社会を創るために次の事業を実施し、その成果の普及に取り組んでいます。
- 昨今、障害福祉サービスは制度上の充実をみせつつあり、様々な障害についての認知度も向上してきました。
しかし、福祉制度のはざまに置かれている人たちや、その特性の理解が進んでいないことから福祉サービスが届きにくい状況にある方も少なくない状況にあります。地域ケアサービス推進事業(滋賀県補助事業)では、文化芸術をきっかけとし、障害特性による生きづらさや、どのような支援を求めているのかを探り、アクセシビリティ(社会参加)の向上について研究しています。 - 糸賀一雄研究・普及啓発活動として、滋賀県内で活躍する福祉等の実践者(事業所)のインタビューを実施し、
糸賀一雄氏の思想と通底している実践があることをウェブサイト「SHIGA(しが)-FUKU(ふく)」を通じて発信しています。

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滋賀県内の福祉魅力発信サイト「SHIGA-FUKU」
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
アール・ブリュットやパフォーマンス等、障害のある人の表現の可能性を見出し、世に広く発信しています。
2024年に開館20周年を迎えたボーダレス・アートミュージアムNO-MAは、アール・ブリュットを扱うミュージアムとして、国内外から注目を集めています。
地域交流事業
そして地域資源や地域の方々との関係性を大切に育むため、地域交流事業も実施しています。地域交流事業では、NO-MAの展覧会と連動したイベントやワークショップを開催したり、教育機関と連携してNO-MAの取り組みやアール・ブリュットの魅力を子どもたちに伝える出張授業等を実施しています。
糸賀一雄記念賞音楽祭
また、糸賀一雄記念賞の受賞者を県民でお祝いすることを目的に、糸賀一雄記念賞音楽祭を開催しています。滋賀県内の、「うた」、「打楽器演奏」、「ダンス・身体表現」の表現活動ワークショップに参加する障害のある人やその支援者等、総勢200人余りが音楽祭に出演しています。
アール・ブリュット インフォメーション&サポートセンター(略称:アイサ)
アイサは、障害のある人の造形活動に関する相談窓口です。
作者やその家族、福祉施設からの相談、美術館や諸団体等からの問い合わせに対応します。作者の権利が保護されるための助言や作品に関わる人と人とが信頼関係をもってつながることができるよう支援しています。 また、障害のある人の造形活動を支える人たちのスキルアップを図るため、作者の権利保護や造形活動の実施方法等をテーマとした研修会や 美術関係者との意見交換会等を企画しています。
これらの取り組みを通して、障害のある人が安心と希望を持って 造形活動に取り組める環境づくりをすすめています。
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造形活動体験&意見交換会 (地域活動支援センターバンバン 2013.8) -
造形活動体験&意見交換会 (やまなみ工房 2013.9) -
障害のある作者の権利を考える研修会 実践報告(滋賀県立婦人会館 2014.3) -
障害のある作者の権利を考える研修会 著作権に関する講演 (近江八幡男女共同参画センター 2014.6) -
アイサ事業説明 (アメニティーフォーラム会場にて)
トピックス
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