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今年度、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAを運営する、社会福祉法人グローでは、
障害のある人と芸術活動を楽しむために3つのテーマで芸術活動支援のためのプログラムを実施します。
詳しくは、NO-MAのHPをご覧ください?ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
様々な人が参加できる芸術鑑賞の場をつくろう!
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文化芸術は本来、障害等の有無に関わらず誰もが関わることができるものです。
滋賀県では、「滋賀県障害者プラン【改訂版】」の重点施策として、障害のある人が障害のない人と同様に
芸術を鑑賞できるように、アクセシビリティの充実を図ることが挙げられています。今後、様々な人が物理的・
心理的な壁を感じずに参加・鑑賞できるよう、より一層の環境整備が求められます。
このような背景から、文化芸術に携わる人に向け、様々な人が参加できる芸術鑑賞の場を作るための研修会を開催します。
福祉・文化芸術の二つの視点を活かしたプログラムにより、鑑賞する様々な人への「想像力」と、鑑賞の場を実際に作っていく
「創造力」を培っていくことを目指します。
主催:滋賀県(障害者芸術アクセシビリティ普及促進事業)
後援:滋賀県博物館協議会 企画:社会福祉法人グロー(GLOW)
■定員:15名(先着順)原則として全3日間通しで参加いただける方を対象にしています。
<草津市立まちづくりセンター 309会議室(滋賀県草津市西大路町9-6)>
基礎研修① 「障害」とは何か?~社会モデルから考える~
社会モデルとは、障害は個人ではなく社会にこそ存在しているという考え方です。障害のある人と社会との間にある障壁を
解消させていくにはどうすべきか、社会モデルの視点から今一度考えてみたいと思います。
講師:菅沼敏之(社会福祉法人グロー企画事業部 ケアシステム推進課長)
基礎研修② 誰もが楽しめる「ユニバーサル・ミュージアム」を目指して
多様な個性を持った人が、制作方法や見せ方がそれぞれ異なる表現・作品に出会う場を作るためには、創造的なアプローチを
考え続けていくことが重要です。視覚障害当事者でもあり、「さわる展示」により誰もが楽しめる「ユニバーサル・ミュージアム」
づくりに取り組む講師を招き、事例紹介を通してアクセシビリティ向上のための創造的アプローチを考えます。
講師:広瀬浩二郎(国立民族学博物館グローバル現象研究部 准教授)
基礎研修③ 様々な人が鑑賞できるミュージアム~びわ湖博物館の事例から~
<滋賀県琵琶湖博物館 会議室および展示室(滋賀県草津市下物町1091)>
第2期リニューアルが完了した琵琶湖博物館では、リニューアルにあたってユニバーサルデザインに配慮した
整備が行われました。段差への配慮、匂いや手触りを活かした展示や、スマートフォンアプリによる情報保障など、ハードと
ソフト両面から、意欲的な実践が行われています。館内を視察するとともに、リニューアルにおけるユニバーサルデザインに
携わった方から、様々な障害を想定においたアプローチをどのように進めたのか、お話を伺います。
講師:梅村徹弥(滋賀県立琵琶湖博物館 新琵琶湖博物館創造室長)
林竜馬(滋賀県立琵琶湖博物館 主任学芸員)
田渕千恵子(滋賀県健康医療福祉部障害福祉課 手話通訳士)
実践研修 様々な人が展覧会を楽しむための方法を考えてみる
<ボーダレス・エリア近江八幡芸術祭「ちかくのたび」会場 他>
近江八幡市街の会場6 箇所で開催する“ボーダレス・エリア近江八幡芸術祭「ちかくのたび」” を
モデルとして、様々な障害のある人が、
展覧会の鑑賞を楽しむことができる新たなアイディアを企画します。
講師:安川雄基(アトリエカフエ 代表)
横井悠(NO-MA 主任学芸員)
実際に体験することがいちばん!さまざまな現場に出会い学ぼう
「福祉施設でどのように美術や舞台表現の活動をしたらいいのだろう」「作品をつかってグッズをつくりたいけどどうしたらいいのかな」
「作品をみせる、楽しむってどういうこと?」このような悩みや疑問を持っている方にぜひ体験していただきたいです。
主催:社会福祉法人グロー(GLOW)助成:障害者芸術文化活動普及支援事業(滋賀県)
ナビゲーター:小暮宣雄(京都橘大学現代ビジネス学部 教授)
障害のある人の活動する現場を訪問し、見学したり一緒に活動したりしたあと、そこで感じたことや普段思っている疑問などを、
参加者や活動の担当者、アーツマネジメントや文化政策の専門家であり、障害のある人の創る芸術の魅力を知る小暮宣雄さんと
たっぷり語り合います。
※現地集合となります。予めご了承ください。
①社会福祉法人やまびこ福祉会 創作ヴィレッジこるり村
9月19 日(木)10:00 ~ 13:00
定員:5 名~定員に達したため、受付を終了しました~
社会福祉法人やまびこ福祉会 創作ヴィレッジこるり村(滋賀県蒲生郡竜王町山之上2376)
講師:島田和典( 社会福祉法人やまびこ福祉会 統括施設長)
創作ヴィレッジこるり村では、手織りや陶芸、絵画など様々なものづくりに取り組み、展覧会やグッズの販売をされています。
②湖東ワークショップグループ
11月23 日(土・祝)10:30 ~ 13:00
定員:10 名
彦愛犬障害者生活支援センターステップあップ21(滋賀県犬上郡豊郷町八目49 番地)
講師:清水美紀(打楽器奏者)
久保田匠(彦愛犬障害者生活支援センターステップあップ21 支援員)
湖東ワークショップグループは、10 年以上活動を続ける打楽器を中心に演奏するグループで、毎年、糸賀一雄記念賞音楽祭に出演されています。
10月17 日(木)15:30 ~ 18:00
定員:20 名
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA( 滋賀県近江八幡市永原町上 16)他
講師:横井悠(NO- M A 主任学芸員)
どうすれば作品の持つ魅力を引き出し、それを伝えられるのか。個々の作品に合わせた効果的な展示方法を、
ワークショップや実演を通して考えます。
11月16 日(土)13:00 ~ 16:30
定員:20 名
ボーダレス・アートミュージアムNO- MA( 滋賀県近江八幡市永原町上 16)他
講師:広瀬浩二郎(国立民族学博物館グローバル現象研究部 准教授)
ボーダレス・エリア近江八幡芸術祭「ちかくのたび」で、いつもと違う「みる」、楽しむ鍵を「きく」、
形態や質感を「さわる」作品鑑賞会を開催します。目が見える・見えない、耳
が聞こえる・聞こえないに関係なく、一緒に楽しみましょう。
1月15日(水)13:30 ~ 17:00
定員:30 名
ウイングプラザ研修室D(滋賀県栗東市綣2-4-5)
講師:光永惟行(社会福祉法人一羊会あとりえすずかけ 支援員)
平塚崇(北大津きぼう法律事務所 弁護士)
グループワークファシリテーター:竹岡寛文(株式会社タケコマイ 代表取締役)
障害のある人の作品を利用してグッズをつくるためのノウハウについて、福祉施設の実践報告では
商品開発のコツやプロセスなどを知り、グッズ制作のワークショップを行います。
弁護士の講義では作者の権利や必要な契約のことを学びます。参加者同士で話をしながら楽しく身につく研修です。
個々に合った楽しみ方で芸術を鑑賞しよう!
障害のある人もない人も、ともに楽しむ芸術鑑賞会を開催します。個々に合った楽しみ方を体験しながら、
‘ボーダレス’ を感じてみませんか。
主催:アール・ブリュット魅力発信事業実行委員会
助成:地域と共同した博物館創造活動支援事業 文化庁
10月18日(金)13:00 ~ 15:00
定員:30 名
奥村家住宅、まちや倶楽部
ファシリテーター:NO‐MA学芸員
ボーダレス・エリア近江八幡芸術祭「ちかくのたび」を会場に、盲ろうの人とともに「手で観る作品」を鑑賞します。
鑑賞後は、身近な素材を使って作品制作をします。
②鑑賞サポート「発達障害の人と楽しむ芸術鑑賞会」
11月9日(土)13:30 ~ 15:30
定員:20 名
ボーダレス・アートミュージアムNO‐MA他
ファシリテーター:NO‐MA学芸員
ボーダレス・エリア近江八幡芸術祭「ちかくのたび」の複数会場を巡ります。
NO‐MA学芸員のナビゲートで個々の視点を生かしながら鑑賞し、多様な世界観を参加者同士で味わい合ったり、
一人で味わったりします。
お申込み方法 |
参加ご希望の方は、こちらのお申込みフォームお申込みフォーム
または、【申込用紙】に必要事項ご記入の上、
FAX、メールまたは、郵送でお申込みください。 |
お問合せ/送付先 |
社会福祉法人グロー(GLOW)~生きることが光になる~法人本部企画事業部
〒521-1311 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦町4837-2
TEL:0748-46-8100(平日9:00~17:00)
FAX:0748-46-8220
E-mail:kikaku@glow.or.jp
URL:http://www.no-ma.jp
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