(お知らせ)公益財団法人日本フィランソロピー第351回定例セミナー特別企画に北岡理事長が登壇します
更新日:2018年12月3日
1998年に日本フィランソロピー協会が製作した、佐藤真監督によるドキュメンタリー映画「まひるのほし」を鑑賞します。 登場するのは7人の知的障がい者アーティスト。無我夢中で創作に取り組む彼らの活動を通し、人間の芸術表現の根底に迫ります。 そして、本映画の発案者であり、“障がい者”と“健常者”といった垣根を越えた「ボーダレス・アート」や心のエネルギーのままに創作する 「アール・ブリュット」の世界を牽引する北岡賢剛氏と、日本の「アール・ブリュット」のアートシーンをグローバルに発信する 小林瑞恵氏を迎えての対談。ボーダレス・アートの変遷と魅力を通して、どんな人も自分らしく活き活きと生きる、ボーダレス社会について考えます。 ※日本フィランソロピー協会のチラシより |
映画:まひるのほし(「まひるのほし」製作委員会、1998年)
「阿賀に生きる」などでドキュメンタリー作家として国際的にも高い評価を受ける佐藤真が手がけた、
個性豊かなアーティストを取材したドキュメンタリー作品。井上陽水の楽曲が効果的に使用されている。
7人の知的障がい者アーティストの日常を、あるときはユーモラスに、あるときは静かに、カメラは観察し続ける。
画家の田島征三が撮影監督を務め、「障がい者アート」を超えた「アート」の全体像に迫る。
※ご参考: この映画と当協会との関わりについては、こちらもご参照ください。
対談:ボーダレス・アートの現代における魅力と役割
北岡 賢剛(きたおか・けんごう)氏 社会福祉法人グロー 理事長 ボーダレス・アートミュージアム NO-MA 管理者 <プロフィール> 1958年福岡県生まれ。筑波大大学院障害児教育研究科修了後、一貫して障がい者支援の現場に携わる。 1994年、全国に先駆け障がい児を対象とする「24時間対応型在宅サービス」実施。2004年、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAを設立。 滋賀県社会福祉事業団理事長、社会福祉法人「オープンスペースれがーと」理事長を経て、2014年、社会福祉法人グロー設立。 2018年、障害者自立更生等厚生労働大臣表彰、「未来のいしずえ賞」を受賞。 |
|
小林 瑞恵(こばやし・みずえ)氏 社会福祉法人愛成会 副理事長・アートディレクター <プロフィール> アール・ブリュット関連の展覧会を国内外にて数多く手がける。2004年に障害のある人たちが創作活動を行う場 「アトリエpangaea」(東京都)を立ち上げる。2012~13年 ヨーロッパ巡回展「Outsider Art from Japan」(オランダ、イギリス)、 2014年日本スイス国交樹立150周年記念事業「ART BRUT JAPANSCHWEIZ」展(スイス)、障害者の文化芸術国際交流事業 2017 ジャパン×ナント プロジェクト日本のアール・ブリュット「KOMOREBI」展(フランス)、 パリ東京文化タンデム2018「Art Brut Japonais2」展(フランス)、日本側キュレーター。 2016年東京芸術文化評議会アール・ブリュット検討部会委員を務める。 |
日時・場所・スケジュール
2018年12月20日(木)19:00~21:30(18:45開場) <プログラム> 18:45~19:00 開場、受付 19:00~20:30 映画『まひるのほし』上映 20:30~20:45 休憩 20:45~21:15 対談『ボーダレス・アートの現代における魅力と役割』 21:15~21:30 Q&A |
|
会場:日比谷図書文化館コンベンションホール(地下大ホール) 〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-4 |
|
¥2,000-(当日受付にて現金でお支払いください) | |
①ウェブサイトからの申し込みhttps://www.philanthropy.or.jp/seminar/351/にてお申し込みください ②FAXによるお申込みこちらの裏面記入の上お送りください |