ながはまこども食堂
平成27年8月にオープンし、毎月1回第3水曜日に開催させていただいています。
当初、縁創造実践センターから話を頂いた時は、「何処までできるのか」「何ができるのか」「何をすれば良いのか」等、ただ不安ばかりでありましたが、「とりあえずやってみよう」とオープンを迎えました。
オープン当日は、「こんにちは」と元気な子ども達の声があふれ、十数名の参加を頂きました。現在までも、リピーターや口コミで20名弱の子ども達が来てくれています。
毎回メニューを考え、子ども達から「今度はお好み焼きして!唐揚げにして!」等と希望もあり、希望に沿うよう工夫をこなし食事の準備を行い、調理や準備のお手伝いを子ども達にもしていただき、全員で「いただきます」の後、隣同士会話をしながら食べて頂いています。
子ども達は調理などのお手伝いや、持ってこられた宿題をしたり自由に遊んだりと、学生ボランティアの協力も得ながら、短い時間の中ではありますが、子ども達の笑顔があふれ、元気な声が響き渡っています。
地域の方々のご協力を得ながら、この先も子ども達の居場所づくり、子ども達の心のよりどころとして、継続した事業展開ができるよう、今後も取り組んでいきたいと思います。
・子どもから地域の大人まで、幅広く世代を超えた交流を図り、調理などの体験をとおして、子ども達に「できる」喜びを持って頂けるよう、進めています。
・高齢施設での開催で、時には入所されている利用者との交流も取り入れています。
・「子どもの元気と笑顔が、地域の元気と笑顔に」の思いを胸に、子ども達が元気に過ごせる「居場所」づくりを進めています。
各地域でながはま子ども食堂の取り組みを発信しています
柏原市社会福祉協議で、『みんな‐ほのぼの食堂』プロジェクトとして展開を検討されており、ながはま子ども食堂での開設準備から現在に至る実績、また取り組んでいる中での課題や成果について、説明させて頂きました。
6月に大分県社会福祉協議会主催の「社会福祉法人による地域公益活動の展開を考えるセミナー」において、ながはま子ども食堂の実践事例を紹介させていただきました。
大分県は「おおいた“くらしサポート”事業」により、地域ニーズに沿った地域貢献活動の展開を予定されています。