(ご案内)介護人財2020年1・2月号(日総研出版)にふくらの取り組みが掲載されました。
この度、『介護人財 2020年1・2月号』(日総研出版)にて、
特別養護老人ホームふくらの“看取り”に関する取組みが紹介されました。
※著作権の関係により、全文の公開は後日となりますこと、ご了承願います。
「豊かな看取りケア」の実現に向けて
特別養護老人ホームふくら(以下、ふくら)は、滋賀県の北西部長浜市に位置する定員80人の特別養護老人ホームです。
1975年に滋賀県が県立特別養護老人ホーム福良荘(定員50人)として開設し、運営を社会福祉法人グロー(旧滋賀県社会福祉事業団)が
受託しました。
その後、1988年に増床し、現在の定員80人になりました。しかし、3~4の多床室のみであったため、2003年から3つのグループケアへ移行し、
2011年に県から移管を受け、施設名を「特別養護老人ホームふくら」に変更し現在に至っています。(表1)
ふくらでは、県立時代から40年以上にわたり、高齢者支援で培った介護のノウハウを基礎とし、一人ひとりのパーソナリティを尊重した支援に努めてきました。
人生の最終段階となられても、本人の人生と向き合い、家族と一緒に支援していく「豊かな看取りケア」を実現するため、併設事業所や連携事業所と協力
しながら切れ目のないサービスを提供し、地域福祉の拠り所となるべく、地域に根ざした支援を行っています。
また、ふくらでは、入居時から看取りを見据えたケアに取組んでいます。その内容を具体的に示したものが「ふくらケアの6つの柱」です。(表2)
本稿では、ふくらで行っているさまざまな看取りケアの中から「偲びのカンファレンス」をご紹介します。
偲びのカンファレンス
■看取りを振り返る
利用者がふくらで人生を終えられると、チームメンバー(支援員)は個々に、「ふくらケアの6つの柱」に沿ってケアを振り返ります。(資料2)
また、看護師間では、看護ケアや意志決定支援、多職種連携など振り返りながら、偲びのカンファレンス時に話し合うテーマを「振り返り」の記入内容から見つけます。
(続く…)
掲載されている冊子のご紹介
今回、コラムをご掲載頂いたのは、『介護人財 2020年1・2月号』 です!