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平成27年度滋賀県高次脳機能障害公開研修を開催しました。

更新日:2015年11月13日

平成27年10月17日(土)彦根勤労福祉会館にて、平成27年度滋賀県高次脳機能障害公開研修を開催しました。

今年度は「高次脳機能障害のリハビリテーション~当事者の視点から~」を大テーマとし、第一部は精神保健福祉センター所長の辻本哲士先生と、STでもあり当事者でもある三鷹高次脳機能障害研究所所長の関啓子先生にご講演いただきました。

辻本先生からは「精神科領域からみた高次脳機能障害」をテーマに認知症と高次脳機能障害の支援の関連性についてお話いただきました。また、関先生からは「当事者からみた高次脳機能障害~STとして、当事者として~」をテーマに脳梗塞発症後から現在に至るまでの快復過程を言語聴覚士としての専門的な知見を通してお話いただきました。辻本先生のお話からは「(医学的には)認知症が高次脳機能障害に含まれることを始めて知った」など介護分野の方へも高次脳機能障害の理解を得られ、関先生のお話からは「ご自身の経験を専門職として分析されていたことが大変勉強になった」など当事者・家族・支援者それぞれから興味深かったとの感想をいただきました。

第二部では、シンポジウムとしてお二人の当事者に登壇いただき、復職に向けての訓練課程や、感情のコントロールが難しく精神科入院を経験したお話など当事者が直面する実態についてお話しいただきました。お二方のたゆまぬ努力と家族や友人の支えによって現在があるというお話は、参加者からも大変ご好評いただき、「今までで一番いい研修でした」「当事者の声が聞けてよかった」「現場に持ち帰り今後の支援につなげられる」「どんな障害も生きる目標や生きている事を喜んでくれる人がいるということが支えになるということを再確認できた」といった感想をいただきました。

当日は、当事者とそのご家族や、障害・介護分野の高次脳機能障害支援に携わる福祉事業所や就労を支援する機関や市町の行政の方など約90名の方に受講していただき、充実した研修会となりました。

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